半幅帯のこと



半幅帯
帯

剥ぎ方
表地と裏地の剥ぎ方
こうすると二巻き目に隠れてはぎ目が見えない

今年の浴衣に合うように帯を作りたい
色は臙脂かワインぽい色で張りのある生地…
などと思いつつ札幌の手芸材料店カナリヤへ

一階はいつも流行のものが置いてあるんだけど
着物が流行っているせいか和柄の生地がたくさん
ディスプレイも浴衣や着物 足袋もある
そんな中で帯に使用されていた麻生地が
色は鮮やかだし何種類もあるし
パリっとした張りも求めた感じでぴったり

幻草倭傳という名前で55cm巾1,260円/m
17cm巾(身長が高いから 普通は15、6cm)で
長さが4mくらいとして場合
裏を違う色にして真ん中で剥ぐことにして2m
でも表地は真ん中で剥ぐと剥ぎ目が表にでちゃう
というわけで表地は2.5m買うことにした

ところでこれだけ濃い色だと心配なのが色落ち
夏だから汗かくし 擦れて浴衣に色が染みたら
とれないなぁとちょっと心配になる
スタッフに聞いてみると保証はないとのこと

「心配なら小さいサンプル差し上げますから
お家で洗濯なさってみたらどうでしょう?」と
親切に言ってくれたけれど めんどくさがりなのと
今までの経験上こそんなに色落ちしないだろうと
勝手に予測してその場で買うことにした

刺繍

刺繍
練習中のこぎん刺し
コングレスという綿の目の粗い布に
つやのない八本どりのこぎん糸で刺していく
基本的に拾う目は奇数で 模様毎ではなく
横に一列に刺していく
肩凝ります…でも楽しい!
家に帰って中性洗剤につけて振り洗いをすると
なんとほとんど色落ちがない
洗剤液にうっすら紫色がつく程度 これなら大丈夫

さて無地である つまんないので刺繍をしてみる
ちょうどお腹の部分の右端のほうに当たる部分に
アクセントになるように刺した…けど着てみると
その場所に来るように巻くのがむつかしー

これは"こぎん刺し"という津軽地方に伝わる刺繍で
昔は目の粗い麻布を寒くないように糸で刺して
布の目をうめていったというもの
本来は藍色の地に白い糸で刺していたけれど
今ではいろいろアレンジされてカラフルなのも

最初これを見たときはラオスの織物に模様がそっくりで
そしてそれが刺繍だと知ったときは本当にびっくり!
自由な線の刺繍も好きだけれど この幾何学模様に
すっかり魅せられたのでした

本体を縫うのは全部ミシンでやってみたらずれるー
細かくまち針で留めてしっかり掴んで
一気に縫わないと縦横に縫いずれるので要注意
何度かほどく羽目になりました

縫い代は1cmにして 剥ぎ目の縫い代は割る
縁は3mmくらいきせをかけてアイロンをあてると
まるで折り紙みたいにくせがつく
その分しわも寄りやすいんだろうなーと思いつつ
表に返して返し口の始末をしたら出来上がり

この生地はかなり張りがあるので芯は入れなかった
ぎゅっと結んで形を整えると全然ゆるまないし
とても軽いので締めていて楽な帯になりました
ただ腰掛けた時にちょっとでも油断して
椅子にもたれるとぱきっと折り目がつきますな
まぁ普通もたれてはいけないんですけどね…

参考リンク
カナリヤ
昔からよくお世話になってる手芸材料専門店
洋裁和裁に限らずあらゆる手芸材料が見つかるお店

しまや
こぎん刺しに使う布コングレスが安い!他ではなかなか扱っていないこぎん糸も買えます
その他手芸材料も扱っていて ボタンや布地のチョイスもナイスでありんす

参考図書
こぎん刺し  マコー社
津軽地方に伝わる刺繍"こぎん刺し"の伝統的な模様をアレンジした作品の本
たくさん図案は載っているんだけれど 欲を言えばもうちょっと基本の模様についての説明が欲しい…と思うなぁ



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